アジアスイギュウはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説 図鑑や素材にもある動物

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アジアスイギュウはどんな動物?無料写真や画像でも見れます。特徴、生態、生息地について解説します。スイギュウは東南アジアでかなり広く分布しており、体調は2mを超えるため人間よりも大柄です。多数が群をなして生活し、かなり迫力を感じるウシのなかまになります。

アジアスイギュウとは? 基本ステータスについて

アジアスイギュウはウシ(牛)とは全くの別種。哺乳綱偶蹄目(鯨偶蹄目)ウシ科アジアスイギュウ属に分類される偶蹄類です。体長は200-300cm 、体重は700-2000kgとなりかなりの大型。情報の一覧は以下の通り。漢字は水牛、学名はBubalus bubalis.

Japanese(和名)アジアスイギュウ
English(英名)Asiatic Water Buffalo
scientific name(学名)Bubalus bubalis
classification(分類)Mammalia、Artiodactyla/Cetartiodactyla、 Bovinae、Bubalus
哺乳綱、偶蹄目、ウシ科、アジアスイギュウ属
IUCN Status(保全状況)ENDANGERED
Length(体長)200-300cm 
Weight(体重)700-1200kg

生息地について

アジアスイギュウはインドを筆頭に、東南アジア(タイ、ネパール、バングラデシュ、ミャンマー)でも分布しています。家畜が野生化した個体群がヨーロッパやアルゼンチン、オーストラリアでも飼育されています。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

アジアスイギュウは体もウシ科の中では大きい方で角は1m程の長さをもつ。断面は三角形をしていてこれが特徴になります。被毛がほとんどなく、体色は灰色、灰黒色。四肢の下部は白で個体差もあります。アジアスイギュウは森林や背の高い草地などに生息しますが水に大きく依存した生活をするため、沼地や湿地によく現れます。昼夜共に活動することがありますが早朝のほうが活発です。

性格はどんな感じなのか?

アジアスイギュウはとても規律を重視する社会性の強い動物と言えます。彼らは基本的に群れを形成しており、集団生活をします。時に100頭の大きな群れをつくることもあります。また水浴びが大好きで、体温調整の為にも泥の中に入ることがあります。

生態はどんな感じなのか?

アジアスイギュウは草食性で、草や木の葉、茎や樹皮、水生植物などを食べて生活をしています。繫殖形態は胎生。妊娠期間は300日あり、一夫多妻。1回につき1頭から2頭産むことが可能。飼育下での寿命は25~30年あります。

天敵はいるのか?

アジアスイギュウは特定の天敵はいません。

アジアスイギュウは絶滅危惧種なのか?

アジアスイギュウは農耕や荷物の運搬などの使役に役に立ちますし、肉や革、角なども利用されるため家畜化されています。しかし野生のスイギュウは、開発による生息地の減少で急速に個体数が減少。そのため絶滅危惧種に指定されています。またさらにいえば野生の水牛はどんどん家畜化されていることもあり、野生の個体数が減少する一方です。

アジアスイギュウはペットとして飼育可能?

アジアスイギュウは家畜化されているとはいえ、一般人が飼育するには不向きです。とても大柄な動物であるため、広大なスペースを要するからです。動物園などで鑑賞したほうが賢明と言えるでしょう。

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