ロシアンブルーが安い理由とは? 猫の特徴、性格、飼育について解説 ペットとして飼いにくい?

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美しい毛のロシアンブルーの子猫の価格や値段が安い理由とは? 猫の特徴、性格、飼育について解説します。その名の通りロシアで誕生した猫と言われていますが、実はあまり猫らしくないネコと言われています。しかしペットショップなどで購入する場合、とても安いと言われています。その理由について解説します。

ロシアンブルーとは?どんな猫なのか?

ロシアンブルーは猫の品種の一つ。基本的な情報をまとめて紹介しますので確認しましょう。毛色はとてもきれいで親も子も同じ傾向があります。生後はロシアンの健康に気を付けて飼育をしましょう。飼っていくにはおすすめの種類です。生活で迎えて一緒になると時間が経過するにつれ思った以上に懐きますので魅力があります。

歴史について

ロシアンブルーはその名の通り、起源はロシアです。1860年代に北極圏に近いアルハンゲリスクの港からイギリスに向かう商船の中に、ロシアンブルーが乗っていたといわれています。ロシア皇帝にも寵愛され「猫の貴公子」や「ロシアの貴公子」などと呼ばれていました。20世紀初頭まで、アメリカではマルティーズキャットとして知られていたのですが今はロシアンブルーが公式な名前です。

特徴について

ロシアンブルーは体重が3-5kgで光沢のある短いシルバー、ブルーやグレーの被毛と、エメラルドグリーンの大きな目が特徴。体はとてもスリムで凛々しい耳と、鼻筋が通った整った顔で優雅に歩く姿が特徴です。「ボイスレスキャット」と呼ばれるほど静かで鳴き声も少ない。「猫ではない」と言われるほどの高い忠誠心を持っており飼い主に従順です。最近は育て方の良い家庭も増えており、毛並みの良い猫が多く見受けられます。また運動量も大きく毎日散歩に連れていくのもありです。

ロシアンブルーの性格

ロシアンブルーの性格は家族のことが大好きで、とても甘えん坊。頭が良いので、飼い主さんの行動や言葉から、多くのことを理解してくれます。しかしその一方で警戒心が強い面もあり、初めて会う人には見向きもしないです。懐く相手には従順ですが、怖がりで繊細な気質を持っているためストレスを抱えやすいとも言われています。またロシアンブルーは狩りの習性が強く残っており、遊ぶことが大好きです。

ロシアンブルーの病気

ロシアンブルーは平均寿命は10歳~13歳と言われており、他の品種に比べると比較的寿命が短いです。これはなぜかと言うと病気や疾患が発症しやすく、本当に肥満や糖尿病になりやすいです。とてもかわいいすぎるからごはんも良くあげすぎになりがち。日頃から体重管理には十分気を付けましょう。ある程度運動もさせる必要があります。猫ちゃんのフードなどにももちろん気を付けましょう。成長するまでにあたり問題も起こり得うるので獣医との相談も必要です。

絶滅危惧種だった

実はロシアンブルーは絶滅危惧種でした。1900年代にあった世界大戦の影響でロシアンブルーは絶滅寸前まで追い込まれました。ロシア人は第二次世界大戦で2000万人が死亡しこれは世界で断トツのトップ。それもあり危機的状況でしたが、戦後、アメリカやイギリスのブリーダーがブリティッシュブルーとシャム猫を交配させ、なんとか生き延びました。

ロシアンブルーが安い理由とは?その理由

ロシアンブルーが生まれても少し相場より安い理由とは?一体何なのでしょうか?他の猫よりもなぜ、ペットショップでの価格が低く設定されるのでしょうか?内容やポイントをチェックして見てみましょう。愛猫の男の子や女の子をお迎えするなら必ずそれぞれ条件を見てみましょう。

人気がそこまで高くない

残念ながらロシアンブルーは他の猫と比べても、どうしても需要が少ないです。ランキングでもラグドール、スコティッシュフォールド、シャム、アメリカンショートヘアー、ベンガル、マンチカン、ノルウェージャンなどに比べるとマイナーな猫になるため、日々相対的に買い手がつきにくく、安値になってしまうのです。人気猫種は値引率は低いです。そのため売れ残りになる可能性が高まっています。

寿命が短い

上記でも説明した通りですが、ロシアンブルーは他の猫と比較するとやや寿命が短いと言う傾向が見られています。これは飼い主からみてもできるだけ長生きしている猫を求めるため仕方ない一面を持っています。そのため安い傾向にあると言えるでしょう。選ぶメリットがないとほしいと思う人が減り、価格が落ちる感じになります。

夏にとても弱い

他の猫と比較すると個体差がありますがロシアンブルーは厚い被毛になっており、自身が寒い地域に適応しています。それがゆえに温帯や熱帯での適応能力が低いです。そのためこれらの地域ではあまり人気がないと言う傾向もみられます。時期により実際、エアコンがないと結果としてこの猫は死んでしまいます。旅行などで夏に出てしまう場合は近所にできればお伝えして絶対預けるなどしましょう。回数を経験すれば猫も迎え入れに慣れていきます。

ロシアンブルーの飼育方法について

ロシアンブルーの飼育方法について解説します。以下の点や一覧に注意して気を付けて飼育を行ってしていきましょう。症状が起こったときに知識がない方は動物病院でお世話も必要になります。お客様は通院も考慮しましょう。

販売価格は?

ロシアンブルーは日本円では5万円~15万円くらいで仕入れが可能です。一般的に猫はペットショップの販売での購入、里親の募集、動物園や動物保護センターからの譲り受けがメインになります。これからみんな引き取るならまずは見学からしましょう。年齢が原因で馴染めないネコも多いです。新しい猫を探すなら賢い、愛情を注げる猫が良いです。人見知りなので最初はブラッシングなども拒否します。

懐くまでが大変

ロシアンブルーはまるで忠犬のように飼い主に忠実ですが、慣れるまではとても警戒心が強く、懐くまでには数か月が必要になります。そのためそれまでは飼い主には我慢が強いられることになるでしょう。食事などちゃんとあげて家で遊び、大切にそして元気に育てましょう。暮らしのなかではしっかり繁殖などもできます。

必要な飼育道具

必要な飼育道具は一般的な猫と同じです。キャリーバッグ、ペットフード、空調設備、トイレ、ケージ、キャットタワー、おもちゃなどあればOkです。飼育道具は以下の記事でも紹介していますので参考にしてみてください。現在はワクチンなど欲しいですからしっかりやりましょう。

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