ピグミーマーモセットはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説

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ピグミーマーモセットはどんな動物?とってもサイズが小さい分類で、特徴、生態、生息地について解説します。体格の極めて小さなサルで、まるでかわいいペットのような動物になりますので世界的にもかなり人気の動物と言えるでしょう。南アメリカではこの動物が多数見れます。

ピグミーマーモセットとは? 基本ステータスについて

ピグミーマーモセットは哺乳綱霊長目オマキザル科ピグミーマーモセット属に分類される霊長類。学名はPygmy Marmoset、英名はPygmy Marmoset。体長は12~15cm、体重は100~150g 、尾長は17~22cm。情報の一覧は以下の通り。画像や写真はネットでよく見れます。

Japanese(和名)ピグミーマーモセット
English(英名)Pygmy Marmoset
scientific name(学名)Pygmy Marmoset
classification(分類)Mammalia、Carnivora、 Procyonidae、Nasua
哺乳綱、霊長目、オマキザル科、ピグミーマーモセット属
IUCN Status(保全状況)LEAST CONCERN
Length(体長)12~15cm
Weight(体重)100~150g 

生息地について

ピグミーマーモセットはボリビアやブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーなどアマゾン盆地の付近に分布しています。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

ピグミーマーモセットは極めて体が小さく、リスやネズミくらいの大きさしかありません。世界最小の霊長類のひとつとして知られています。毛色は黄色や黄橙色に黒色や灰色、後肢は前肢よりも長く、尾も体長よりは少し長いです。爪は後肢の親指は平爪だが、残りは全て鉤爪。樹木に取り付きやすいようになっていて木登りができます。ピグミーマーモセットは森林地帯で見れます。

性格はどんな感じなのか?

ピグミーマーモセットは昼間に活動し、朝夕には特に活発に動きまわるのでかなりアクティブな性格をしています。さらには社会性がとても強い動物で、5~10頭ほどの群れをつくり、数本の樹木を中心にした生活をします。

生態はどうなっているのか?

ピグミーマーモセットは果実や花、バッタなどの昆虫類やカエル、トカゲ、クモ、樹液や樹脂などを食べて生活をしています。一夫一婦で決まった繁殖期は見られず、妊娠期間130日あり、1回に付き1頭から4頭を産むことが可能。離乳期間は3ヶ月で1年から1年半程で性成熟。寿命は18年くらいです。

天敵はいるのか?

ピグミーマーモセットは樹上生活しているので、ワシやフクロウなどの猛禽類などに襲われることがとても多いです。

ピグミーマーモセットは絶滅危惧種なのか?

ピグミーマーモセットは低懸念に分類されており、絶滅危惧種ではありません。地域によっては耕作地の拡大によって生息地が大きく減少していることがあります。

ピグミーマーモセットは飼育可能?

ピグミーマーモセットは集団生活をしていることから多頭飼いが前提となるため、あまり一般人には向いていません。アメリカ大陸の動物園ではたくさん見ることができます。鑑賞して楽しんでみてください。

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