バタグールガメはどんな動物?種類や特徴、性格、生態、生息地について解説をします。バタグールガメはイシガメの仲間で、とても小さなカメの仲間です。とても人気のカメではあるのですが絶滅危惧種であり、かなり危機的な状況にあります。
バタグールガメとは? 基本ステータスについて
バタグールガメは、イシガメ科バタグールガメ属に分類されるカメ。学名はButagur baska、英語はNorthern river terrapinで別名はヨツユビカワガメ。甲長は50cmで体重は15kg。情報の一覧は以下の通り。
Japanese(和名) | バタグールガメ |
English(英名) | Northern river terrapin |
scientific name(学名) | Geochelone elegans |
classification(分類) | Reptilia、Testudines、 Testudinidae、Butagur 爬虫綱、カメ目、リクガメ科、バタグールガメ属 |
IUCN Status(保全状況) | CRITICALLY ENDANGERED |
Length(体長) | 50cm |
Weight(体重) | 15kg |
生息地について
バタグールガメはインドやスリランカ、パキスタン、さらに東南アジアの地域に分布しています。
特徴は?どんな感じの生物なのか?
バタグールガメはイシガメの仲間で、オスよりもメスの方が大型になり背甲はややドーム状に盛り上がります。背甲の色彩は灰色や暗緑色。四肢は頑丈で、指の間には水掻きがあります。バタグールガメは、中規模から大規模の河川などで水生生活をしています。
性格はどんな感じなのか?
バタグールガメは活発な性格なのでよく動き、良く泳ぎます。そのためとても良く動きますから一緒に遊びたい方にはおすすめの動物です。
生態はどんな感じ?
バタグールガメは草食性で、主に落下果実や木の葉、木の芽や草類を食べて生活をします。繁殖は卵生で、一度に10~34個ほどの大量の卵を産むことが多いです。孵化は100日くらいかかることが多いです。寿命は種によりますが、8年~10年くらい生きることができるため、長寿の動物です。
天敵はいるのか?
バタグールガメはワシやタカ、さらにはキツネなどが天敵に当たります。
バタグールガメは絶滅危惧種なのか?
バタグールガメはワシントン条約附属書Iに掲載されており国際取引が制限され、さらに絶滅危惧種に指定されています。近年の開発などによって生息地が減少しているだけでなく ペットとして乱獲されてしまう点が問題となっています。ネットのサービスやページでもトップから動物について写真など案内されており見れます。
バタグールガメは飼育可能?
バタグールガメは飼育が可能です。カメを飼うにあたって必要なものは、以下の通りです。小さい個体が新着で登録されて販売されていたり、里親の募集も多いのでチェックです。餌の種類やケージなどに注意しましょう。また寿命も長いのでそこも考慮しましょう。餌や保温の方法など確認しましょう。ショップではいろいろ商品が商品されておりエサやケース、ライトなど用品の購入が簡単です。
ケージ
甲羅のサイズや成長の具合によりますが、ショップでは60㎝くらいの幅が広いケージが必要になります。ガラス製やアクリル製、プラスチック製など爬虫類用ケージを使用がおすすめです。
床材
床材のカテゴリーは大型から小型まで様々な種類があります。赤玉土、ヤシガラ、人工芝などさまざまです。キャンペーンだと安い価格で販売されていることもあります。
ヒーター
必要に応じてエアコンや暖房器具を用意して、カメが快適に過ごせるように気をつけてあげてください。パネルヒーターや照射スポットランプ、バスキングライトなどがあります。
温湿度計
両生類のカメを飼育するにあたって温度と湿度の管理はとても重要。保温は30度くらいで調節すると良いです。
照明
カメは1日で強い紫外線を浴びることで、カルシウムの吸収を促進させるビタミンD3を体の中で作り健康を維持する動物です。そのため照明は必須。電球タイプや蛍光管タイプがあり、ケージに合わせて選ぶと良いでしょう。日照時間を目安として照射してください。
シェルター
カメも生き物ですから室内で個体が逃げられる場所を作るため、ポイントとしてシェルターがあると良いです。ちゃんと全体で設置して大きくストレスを与えないようにしましょう。
水飲み皿
水飲み皿も必須。水入れは毎日洗浄して、新鮮な水を用意してください。
ペットフード
カメなどは草食性で、必ずフードは小さい野菜や果物が主食で、小松菜やキノコも一緒に食べます。野草を野菜の代わりに食べているカメもいます。おやつにバナナ、スイカ、リンゴ、イチゴ、キウイ、マンゴーなどの果物も与えてあげてください。参考にサプリメントを与える方もいます。最初は販売されているものを提供すると良いでしょう。完全に生き物に必要な栄養が入っています。
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