チンチラはむかつく?その理由 飼い方における注意点、特徴や性格を解説

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ペットとして飼っているかわいい人気のチンチラはむかつく?その理由や飼育でメリットや注意点、特徴や性格を解説します。飼育が大変すぎて疲れたとか、きつくて無理と言う意見がネットでは多数見受けられます。それは一体なぜなのか?そしてこの動物の特徴も合わせて解説をしていきます。

チンチラとは?どんな動物なのか?

チンチラは齧歯目チンチラ科チンチラ属に分類される齧歯類の哺乳類です。魅力な動物で飼っていると思った以上にツンデレです。

分布はどのあたりなのか

チンチラは南米のチリに住んでいます。名前は、食用や毛皮のためにチンチラを狩猟していた南米現地民のチンチャ族からつけられました。チリの固有種であり他の地域では見られません。

特徴について

体長25 – 30cm。尾長17 – 18cm。体重420-700g。とても小さい動物です。毛衣は銀灰色で体臭が少ない動物です。尿以外はほとんど臭いがないので、ペットを飼育するのが初めての方でも飼いやすいといえるでしょう。チンチラは夜行性なので、夜〜早朝にかけて活発に動きます。逆に、人間が活動する昼間の時間帯は寝ている場合が多いです。鳴き声は小さいためマンションやアパートなど賃貸でも家族で飼育が可能。

齧歯類と同じ

チンチラは、全ての歯が一生伸び続ける齧歯類です。歯根の伸びる方向が正常じゃなくなった場合は動物病院へ連れていく必要があります。またチンチラは運動や砂浴びが好きなのでとても活発です。後ろ足が発達していて、60〜70cmほど飛び上がることが可能です。また温度変化に敏感ですからエアコンや暖房などは必須になります。

生態について

山地の岩場にオス、メスと子どもが集まり集団生活をしていることが多いです。これは天敵がいるから。妊娠期間は111日で1回につき1-6頭産むことが可能になっています。野生下での寿命は6年で飼育下では15年いきます。

絶滅危惧種

チンチラは絶滅危惧種です。ワシントン条約附属書Iに掲載されており、国際取引が制限されています。森林伐採など生息地の破壊と、ペットとしての極めて高い需要があり、乱獲がかなり進んでいます。

チンチラはむかつく?それはなぜなのか?

チンチラはむかつく?と言う意見が良くみられています。どのような性格を持っているのか?悪い投稿などまとめて詳しく解説をしていきます。これから飼育を検討している方は参考にしてみてください。飼い主は以下のようなことを感じた時は多いです。部屋で音もなりストレスも感じやすいです。

抜け毛の量がすごい

チンチラの毛はとても多いです。1つの毛穴から100本程度の毛が生えています。それもあってか、抜け毛の量がとてつもなく多いです。そのため、しっかり掃除はかなりの頻度で行う必要があります。換毛期はすごいことになります。実際、小さい子供がいる家庭ではこれが原因でアレルギーが発症するリスクがあります。1日一緒に甘えても大丈夫で、モフモフもできますがリスクもあるのです。

チンチラの砂浴び

チンチラは砂浴びが大好き。砂浴びにはとても細かい砂を使います。砂浴びをすると、チンチラの皮脂腺から出るラノリンという油が適切な量に保てるという効果があります。砂浴び後にはチンチラの毛の中に細かい砂がついてしまうため、掃除が結構大変です。また砂がとても小さいため、ホコリのようになり、ぜんそくやくしゃみを起こす方も多いです。

生活時間が真逆

チンチラは夜行性、人間は昼行性です。そのため生活リズムが全く合いません。夜は特に活発ですのでうるさいこともあり、飼育に不慣れな方はかなり苦労する可能性があります。声も少し出るので気になって寝れずに散歩などして過ごす方もいます。またトイレも覚えません。

物をかじる

チンチラは齧歯類なので歯が一生延び続けます。噛む力もとんでもなく強いので、ひと噛みで破壊をすることも多いです。これは歯が伸び続けることからいつもかじっていないといけないという習性があるから。それがゆえに家具や電気コードなどをかじられて嚙み千切ることもあります。多くの不安があり、心配なら様子を見ながら飼育が必要です。

長い留守番に注意

長い留守番に注意が必要です。チンチラはエアコンや暖房などは必須。さらにいえば上記のように家を荒らすことがあるため、犬や猫よりも飼育の難易度が高いです。旅行などが好きな方はペットシッターに預けるなど工夫が求められます。こんなかんじかかる手間はおおいので世話は大変です。

飼育方法と注意点について

飼育方法と注意点について徹底して説明をします。体調を崩したらすぐに病院へ行きましょう。見た目はとてもかわいいですが、生き物のお世話始めるのはとても大変ですので後悔しないために調査をしてから検討しましょう。ハムスターは最初は嫌われます、時間をかければ懐いて慣れれば飼育は簡単ですが、一緒に生活するまでストレスはかかります。

ペットショップでの値段相場

ペットショップでの値段相場は3万円~5万円くらいです。「バイオレット」や「ホワイト」など希少価値の高い個体だと、10万円近くの費用がかかってしまうでしょう。チンチラを購入するとすればペットショップ、動物園からの譲受、さらには里親募集の案内に応募と言う手があります。

必要なもの

必要なものは以下のようなものがあります。どれも必須なので必ず用意しましょう。用意する者は多く、暮らしのなかでお金の負担は多いです。夜中は遊びでうるさくなることもありますのでこっちも寝れなくなるリスクもあるでしょう。不安を解消するためにもしっかり用意してください。遊んでなつくようになるまでは警戒しておりやばいので徐々に距離を縮めていきましょう。

病院

病院も必須。問題が起こったら獣医の診察が必須。げっ歯類を見ていない病院もありますので注意しましょう。

温度・湿度管理

温度・湿度を管理することは必須です。チンチラが過ごしやすいと感じる温度は15℃〜24℃、湿度は30%〜40%です。エアコンや暖房などは必須ですので必ず設置をしてください。

ケージ

チンチラはケージで飼育します。幅60cm×奥行45cm×高さ70cm以上のケージを用意してください。運動できるようなものを用意してあげてください。

給水器

給水器もケージの中に設置してください。ぶら下げ式か固定式の給水器を選ぶ方がよいでしょう。

巣箱

チンチラの寝床になるような巣箱を用意しましょう。チンチラが入ってくつろげるくらいの大きさのものを選びましょう。寝る場所は汚れやすくなるので定期的な掃除もしましょう。

トイレ

チンチラは経験したところ、基本的には全然トイレの場所を覚えられません。ケージの中でトイレをさせるようにしてください。いくつか仕事をしている方は負担が大きいです。

砂浴び容器

チンチラは大切な毎日砂浴びをするので、本当に砂浴び用の容器と砂は欠かせません。もちろん小動物用の細かいものがおすすめです。

回し車、かじり木

ケージ内には必ず回し車を設置しましょう。かじり木も同様です。チンチラはかじるのが大好きな動物です。「かじる」という行為で歯を研ぎ澄ます、削ることもできます。

キャリーケース

チンチラを動物病院に連れて行く際や引っ越しにはキャリーケースが必要です。小動物用や猫用のキャリーケースを購入してください。ちょっと信頼関係が構築できるまでは距離をおいて、キャリーに入ってもらうように誘導しましょう。

ペットフード

ペットフードやご飯は牧草(チモシーやアルファルファ)、副食としてペレットを与えてください。肥満対策としてチモシーを、子供やシニアなど食が細いチンチラにはアルファルファを与えるようにしましょう。以下の記事でも飼育道具の紹介をしています。

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