インドオオコウモリはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説

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インドオオコウモリはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説します。いわゆるコウモリであるが、大型のものが多く、翼を広げると2m に達するものもあるためオオコウモリという種に分類されており、とても迫力がある蝙蝠のなかまになります。

インドオオコウモリとは? 基本ステータスについて

インドオオコウモリは翼手目、オオコウモリ科に分類される動物。英語名はIndian Flying Fox、学名はPteropus giganteus。体長は27cmで体重は1kgになります。情報の一覧は以下の通り。

Japanese(和名)インドオオコウモリ
English(英名)Indian Flying Fox
scientific name(学名)Pteropus giganteus
classification(分類)Mammalia、 Chiroptera、 Pteropodoidea
哺乳綱、翼手目、オオコウモリ科
IUCN Status(保全状況)LEAST CONCERN~
Length(体長)27cm
Weight(体重)1kg

生息地について

分布はインド・スリランカ・ミャンマーです。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

インドオオコウモリは森の中にくらしています。日中はたくさんの個体が集まってぶら下がっています。完全な夜行性で夕方になるとエサを探しに出かけます。翼を広げた大きさは最大1.5mにも達しコウモリの中ではかなり大型の種類。超音波を出して獲物の位置を確かめること(エコーロケーション)はできません。視覚に頼って飛行するため目がとても発達しています。

生態はどうなっているのか?

インドオオコウモリは果汁が主食で、夕方になるとマンゴーやバナナなどの果実や果汁を探して食べています。繁殖期は7~10月。妊娠期間150日で1回において1頭産むことができます。1年半ほどで性成熟し、寿命は20年くらいになります。

天敵はいるのか?

インドオオコウモリはヘビやフクロウなどの猛禽類などが天敵に当たります。

インドオオコウモリは絶滅危惧種なのか?

インドオオコウモリは絶滅危惧種ではありません。果樹園を荒らすことがあるので、多くの地域で害獣とされており、むしろ駆除されてしまうことが多い動物です。

インドオオコウモリは飼育できるのか?

インドオオコウモリは害獣として扱われることが多いため、飼育することには適していません。近所に迷惑をかけてしまいますので、動物園で鑑賞することをおすすめします。

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