オオサイチョウはどんな鳥?特徴、生態、生息地について解説 珍しい動物

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オオサイチョウはどんな鳥?特徴、生態、生息地について解説します。クチバシの上にある大きな角が、サイの角のように見えることからサイチョウという名前になりました。そのためとても変わった風貌をしているため一瞬でこの鳥は特定することが可能です。

オオサイチョウとは? 基本ステータスについて

オオサイチョウはブッポウソウ目サイチョウ科サイチョウ属に分類される鳥類。英名はGreat Hornbill、学名はBuceros bicornis。情報の一覧は以下の通り。体長は90–125cm、体重は3-4kg。

Japanese(和名)オオサイチョウ
English(英名)Great Hornbill
scientific name(学名)Buceros bicornis
classification(分類)Ave、 Coraciiformes、Bucerotidae、Buceros
鳥綱、ブッポウソウ目、サイチョウ科、サイチョウ属
IUCN Status(保全状況)VULNERABLE
Length(全長)90–125cm
Weight(体重)3-4kg

生息地について

生息地は中国から東南アジアにかけて。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

オオサイチョウは東南アジア諸島の熱帯多雨林に生息する大型のサイチョウ。クチバシの上にあるサイの角のようなものがサイのようにみえるためオオサイチョウと呼ばれるようになりました。大木の洞に巣をつくって他のサイチョウ同様、メスの巣篭もりの際にはオスが巣の入り口を糞便などで塗り固めます。

性格はどんな感じなのか?

オオサイチョウは警戒心が強く、臆病な性格だと言われていますが、個体差がかなりあるようです。わがままな鳥もいます。

生態はどんな感じなのか?

オオサイチョウは雑食ですが、イチジクの実が好物です。卵が孵化するにはおよそ40日かかります。繫殖形態は卵生。寿命は30年から40年あります。

天敵はいるのか?

猛禽などが天敵にあたります。主に空を飛ぶ鳥が敵になります。

オオサイチョウは絶滅危惧種なのか?

オオサイチョウは絶滅危惧種に指定されています。ワシントン条約附属書Iにも掲載されており、国際取引が制限されています。捕獲されている鳥がとても増えていることから保護の対象とされるようになりました。

オオサイチョウはペットとして飼育可能?

オオサイチョウはワシントン条約附属書Iにも掲載されており、国際取引が制限されています。そのため飼育することは困難です。

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