オキゴンドウはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説 海で見れる動物

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オキゴンドウはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説します。世界中の暖かい海に広く分布しており、世界で最も良く知られているクジラ。別名シャチモドキと呼ばれているため巨体が大きな特徴であります。しかし実は絶滅危惧種に指定されているのです。

オキゴンドウとは? 基本ステータスについて

オキゴンドウはクジラ目ハクジラ亜目マイルカ科オキゴンドウ属に属するクジラ。学名はPseudorca crassidens、英語はFalse Killer Whale、漢字は沖巨頭。体長は6mにも及び、体重は1500kg。情報の一覧は以下の通り。体が大きい種なので別名はシャチモドキ、キュウリゴンドウなどとも呼ばれます。

Japanese(和名)オキゴンドウ
English(英名)False Killer Whale
scientific name(学名)Pseudorca crassidens
classification(分類)Mammalia、Cetartiodactyla、 Delphinidae、Pseudorca
哺乳綱、クジラ目、ハクジラ亜目、オキゴンドウ属
IUCN Status(保全状況)NEAR THREATENED
Length(体長)6m
Weight(体重)1500kg

生息地について

オキゴンドウは世界中の温帯、亜熱帯、熱帯の海域に分布して住んでいます。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

オキゴンドウは黒くて大きいのが特徴で巨体。口にある歯は鋭く黒色でオキゴンドウ(沖巨頭)は「沖合に棲息するゴンドウクジラ」を意味しており非常に濃い灰色で腹側の胸のあたりに灰色の模様があります。細長い形態からキュウリゴンドウと言う別名も持っています。水面から飛び上がって全身を水面上に現し、身体の側面を海面に激しくぶつけるようにして着水するブリーチングを行うことで知られています。

性格はどんな感じなのか?

通常、10頭から50頭程度の群を成して行動するためオキゴンドウはとても社会性の強い規律を重視する動物です。普段は群れで見られることがあります。ただ単独で行動していることも多いです。

生態はどんな感じなのか?

オキゴンドウは魚類や甲殻類、無脊椎動物などを食べて生活をしています。寿命はおよそ60年。

天敵はいるのか?

オキゴンドウは最大級の海獣になるためこれといった天敵がいません。

オキゴンドウは絶滅危惧種なのか?

オキゴンドウは準絶滅危惧種に指定されています。オキゴンドウは漁業で混獲されることが多く、とても懸念されています。全世界では個体数は40000を超えていますが減少傾向にあります。それもありアメリカ海洋大気庁は、ハワイに生息する約150頭の個体群を絶滅危惧種に認定しています。オキゴンドウは、バルト海、北東大西洋、アイルランド海、北海の小型鯨類の保全に関する協定(ASCOBANS)および黒海、地中海、大西洋隣接海域の鯨類の保全に関する協定(ACCOBAMS)の対象になっています。

オキゴンドウはペットとして飼育可能?

オキゴンドウは大きすぎて一般人が飼育することができません。探すなら水族館などアクセスして鑑賞してイベントなどで案内やガイドしてもらうことをおすすめします。

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