シマリスはどんな動物？特徴、生態、生息地について解説

シマリスはどんな動物？特徴、生態、生息地について解説します。基本はイヌやネコのようにペットとなるシマリスは小型哺乳類であり、飼育を始めている方も少なくありません。そんなシマリスはどのような性格を持っており、どんな生態なのかと言うことも含めて、全体について解説をしていきます。

シマリスとは？基本ステータスについて

シマリスは哺乳綱ネズミ目リス科シマリス属に分類される哺乳類。学名はTamiasで漢字は縞栗鼠。体長は12-19cm、体重は70-120g。尾長8-11.5cm。基本的な情報の一覧は以下の通り。

Japanese（和名）	シマリス
English（英名）	Chipmunk
scientific name(学名)	Tamias
classification（分類）	Mammalia、Rodent、 Sciuridae、Tamias 哺乳綱、ネズミ目、リス科、シマリス属
IUCN Status(保全状況)	LEAST CONCERN
Length（体長）	12-19cm
Weight（体重）	70-120g

シマリスには以下のような亜種が存在します。以下はWikipediaからの引用です。

シマリスはほとんどが北米に生息しておりますが、その他にもユーラシア大陸にも多数が生息しています。

シマリスは体の背側と顔部分に縞があり、頬袋をもつ小型のリス。頬の内側には頬袋があり、木の実などたくさんの食糧を詰めて巣穴に運ぶことで知られています。このリスは昼行性で単独生活を好みます。樹洞や地下に巣を作ることが多くここで生活をします。睡眠時間は1日平均15時間になると言われています。

シマリスはとても好奇心が旺盛です。そのため興味のあることには手を出してきます。ただしその一方で外敵も多い動物ですから気性が荒いです。噛んでくることもありますから、扱い方には注意も必要です。

シマリスは雑食性で、主に種子、ナッツ、果実、芽を食べることが多いです。木の実を得るために木にも登ることもあり農地や庭の植物も食べるため、害獣にもなりやすいです。シマリスは、年2回、春の初めと夏の初めに繁殖を行います。1回につき1頭産むことができます。寿命は5年～10年。

天敵は猛禽類、イタチ類、キツネ、ヘビなどがいます。

シマリスは絶滅危惧種なのか？と言うと、現在はそうではありません。個体数は安定しており、世界中に分布してます。

シマリスはペットとして飼育できる？シマリスは一般的なペットショップ経由で入手できます。

相場は7,000円～1万円です。希少な種類になると価格が数倍になることもあります。オスとメスで価格が異なるショップもあります。

シマリスは半樹上性で運動量が多いため広いケージが必要です。ケージがないと家から脱走もします。床材も併せて用意してください。木くずや草といった天然素材のものがおすすめ。

トイレ・トイレ砂も必須です。小動物専用の消臭砂が好ましいです。

巣箱は必須です。シマリスは巣を作って生活をする傾向があります。安心できる隠れ家が必要です。シマリスは寒くなると冬眠してしまいますから保温グッズも併せて揃えてください。

リスやハムスター専用のフードを与えましょう。給水ボトルも必要です。ケージに固定できるものが使いやすいです。

止まり木も必要になります。シマリスは伸び続ける歯を削るために木をかじる習性があるから。市販のかじり木がおすすめです。