ヒワコンゴウインコはどんな鳥?特徴、生態、生息地について解説 動物園で見よう

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ヒワコンゴウインコはどんな鳥?特徴、生態、生息地について解説します。インコと言えばとてもペットとして人気があるでしょう。中米辺りに分布している大型のインコで、ほとんど樹上で生活しておりカラフルな模様がとても特徴的です。

ヒワコンゴウインコとは? 基本ステータスについて

ヒワコンゴウインコはオウム目インコ科に属している鳥類になります。英名は「Buffon’s Macaw」で学名はAra ambigus。全長は85~90cm、翼開長が110~125cm、体重は1.0~1.3kg 。情報の一覧は以下の通り。コンゴウインコの全般に関しては以下の記事でも紹介しています。

Japanese(和名)ヒワコンゴウインコ
English(英名)Buffon’s Macaw
scientific name(学名)Ara ambigus
classification(分類)Ave、  Psittaciformes、 Psittacidae
鳥綱、オウム目、インコ科
IUCN Status(保全状況)ENDANGERED
Length(体長)85~90cm
Weight(体重)1.0~1.3kg 

生息地について

ヒワコンゴウインコは中米のニカラグア、コロンビア、ホンジュラス、パナマなどに分布しています。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

ヒワコンゴウインコは全体に全身が黄緑や緑色をしている綺麗な鳥で、長い寿命を誇ります。尾羽は水色で赤い帯が見られ、大きな鉤状の嘴をもっていて、黒っぽい色です。インコ類の中では体は大きく、尾羽も長いので、よく知られています。このインコは低地から山地にかけての森林地帯に生息していて、分布域では留鳥として知られています。

性格はどんな感じなのか?

ヒワコンゴウインコは陽気で従順な子が多いです。また良くしゃべるため、コミュニケーションにもとても強い傾向があります。頭が良くて温和な性格をしているため、とても良く懐くと言う特徴があります。大きな群れをつくることはなく、単独が好みます。

生態はどうなっているのか?

ヒワコンゴウインコは主に果実、種子、昆虫を食べて生活しています。 繁殖は卵生となり、繁殖期は地域によって異なり、大木の樹冠近くの洞で2個くらいの卵を産みます。ヒナは18~20週ほどで独立します。寿命は100年以上生きるといわれていますが、実際は50年前後が多いです。

天敵はいるのか?

ヒワコンゴウインコはとても大きな鳥になりますのであまり天敵はいません。しかしヒナがハヤブサやコンドルなどに狙われて捕食されます。

ヒワコンゴウインコは絶滅危惧種なのか?

残念ながらヒワコンゴウインコは絶滅危惧種に指定されています。開発による森林の伐採や狩猟、さらにはペットとしての乱獲が主な原因です。分布域の各国でも保護活動が行われていて、生息数の回復を図っています。

ヒワコンゴウインコは ペットとして飼育できる?

ヒワコンゴウインコは絶滅危惧種に指定されている種族はペットにできません。市場に出回ることはほとんどなく、値段はつけられません。そのため入手は極めて困難です。動物園のイベントなどでは入園すれば案内もあります。アクセスしてサイトマップから園内でこの動物の取り扱いを見ましょう。カレンダーをもとにイベント情報をトップから見てみましょう。

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