ボリビアリスザルはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説します。このサルの仲間は南米はもちろん、中米でも生息しているため、かなり広く分布している動物です。時には群れ同士が集まって200頭を超える大きな群れをつくることもあるので協調性が強いです。
ボリビアリスザルとは? 基本ステータスについて
ボリビアリスザルは霊長目オマキザル科に分類されるサルの仲間。英語名はBolivian Squirrel Monkey、学名はSaimiri boliviensis。全長は25~37cm、体重は550~1100g。尾長は37~47cm。情報の一覧は以下の通り。
Japanese(和名) | ボリビアリスザル |
English(英名) | Bolivian Squirrel Monkey |
scientific name(学名) | Saimiri boliviensis |
classification(分類) | Mammalia、Primates、 Cebidae、Saimiri 哺乳綱、霊長目、オマキザル科、リスザル属 |
IUCN Status(保全状況) | LEAST CONCERN |
Length(体長) | 25~37cm |
Weight(体重) | 550~1100g |
生息地について
ボリビアリスザルは中央アメリカから南アメリカの森林で見られるサルです。コロンビア、ブラジル、ボリビアなどかなり広く分布している動物です。
特徴は?どんな感じの生物なのか?
体毛は短く、毛色は黄色や黄褐色などで、腹部は淡く、四肢は黄色っぽい。コモンリスザルとかなり習性が似ていて目のまわりが白っぽく、口のまわりが黒い。頭部は大きく、尾は体長よりも長く、先は黒。ボリビアリスザルはボリビアを中心としたアマゾン川上流域の森林地帯に生息します。ほとんど樹上生活をしているため木の上では敏捷に動き回ります。
性格はどんな感じなのか?
ボリビアリスザルは普通は30~50頭ほどの群れで生活しており社会性が強い動物。群れ同士が集まって200頭を超える大きな群れをつくることもあるため、とても協調性が強いです。
生態はどんな感じ?
ボリビアリスザルは主に果実や木の実、木の葉などのほか、昆虫やカエル、鳥の卵を食べて生活をしています。繁殖は乾季に見られ妊娠期間は152~172日。ふつうは1回に付き1頭産むことができます。子どもは4~6ヵ月で離乳します。寿命は飼育下では20年になります。
天敵はいるのか?
ボリビアリスザルはオセロットなどのほか、ワシやタカ、フクロウなどが天敵に当たります。
ボリビアリスザルは絶滅危惧種なのか?
ボリビアリスザルは絶滅危惧種に指定されていません。開発による森林地帯の減少により個体が減っており、さらにはペットを目的とした密猟も危惧されてます。
ボリビアリスザルは飼育可能?
ボリビアリスザルは集団生活をする傾向にあり、多頭飼いをしなければならないので一般人が飼育することができません。リスザルの種類は動物公園などで開園すればトップで案内されているので、オスやメスを見てみましょう。イベントの時間や料金など詳細は公式のサイトマップにアクセスしてみましょう。
コメント