シンガプーラは飼うと後悔する? 特徴、性格について解説します。この猫はシンガポールが原産の猫で、公認されている純血種の中では世界最小。そのためとても可愛らしさが特徴で、実際に愛玩ペットとして飼育している方は多いのですが、後悔している方も多いのです。
シンガプーラとは?どんな猫なのか?
シンガプーラは小型のネコであることからとても人気があります。しかしどんな猫なのか?まとめて紹介します。私的にはベンガルよりもおすすめの猫です。大きな猫と比べて可愛いので気になる時、写真などの投稿を見てみましょう。メインクーンなどと比べても新しい里親の募集なども多く出ています。
歴史について
シンガプーラはその名の通り1970年代にシンガポールで発見された猫種。もともとシンガポールでは時折見かけられていたものの、現地の人に興味をもたれる事は無かったのですが、アメリカ人、メドウ夫妻によってアメリカへ持ち込まれることで広く知られることになりました。1979年に公認の登録を受けることになったのです。現在は動画などで姿が見れます。
シンガプーラの特徴
シンガプーラは成猫のオスでも2kgほどにしかならないので小型の猫です。筋肉質で、しっかりとした体つきをしています。短い被毛は柔らかく、シルクのようになめらかな肌触りをしています。立った耳は大きくて基部が広く丸い顔に離れ気味に付いています。公認の猫種のなかでは最も小柄といわれます。シンガプーラの毛色の種類はセピアカラー。ちなみに骨格の問題で「香箱座り」はできないです。
シンガプーラの性格
シンガプーラは、小さな体の印象どおり、とても甘えん坊です。また鳴き声も小さく、ほとんど鳴かないので、とてもおとなしい猫です。しかしその割には好奇心がとても強いため、何でも興味を示してきます。「小さな暴れん坊」という異名を持ちます。また知能が高く、人の話すことが理解できるといわれるくらい、とても賢い猫です。
シンガプーラの病気
シンガプーラの病気としては、何度もトイレに行き、血尿などの症状が表れる「特発性膀胱炎」や、貧血が起こる「ピルビン酸キナーゼ欠乏症」と言った症状が起こることがあります。決して無敵ではありませんのでしっかり動物病院に連れていきましょう。スコティッシュフォールドやマンチカン、アビシニアンよりは費用はかからないですがペットは治療費が高いです。
シンガプーラは飼うと後悔する?その理由とは?
小さくてかわいいシンガプーラ。しかし実際に飼育すると後悔すると言われています。その理由を紹介していきます。
旅行に行けない
シンガプーラは上記でも説明した通り、とても大人しい猫なのですが、どうやら他の猫種と比べるととても甘えん坊で、かまってちゃんの一面もあります。そのためなかなか旅行に行く際に困ることが多いわけです。ペットシッターに預けるか、それとも家族に預けるかということになってしまいます。今、飼ってみたいなら飼い主は家族に相談が必要。
あちこちを噛む
他の猫ではあまり見られないのですが、なぜかシンガプーラの場合、クッション、座椅子、ぬいぐるみなど噛みまくってしまいます。この傾向は他の猫でも見られるのですが、シンガプーラの場合、これがかなり顕著に現れるような気がしています。いっぱい遊んであげないと、それごストレスになるとも言われています。また暮らしのなかで体や頭から抜け毛もあります。
早朝・深夜に走り回る
シンガプーラの場合、早朝・深夜に走り回ることも多いです。これも他の猫よりけんちょなけいこうでした。夜に寝たいと思っても運動会が開催されてしまうため、起こされてしまいます。最初はとても警戒心が強くてもある程度懐いてくるとリラックスしてくるのか、良く活発に動くようになります。
冬はとても苦手
猫自体がそもそも、温帯や熱帯の生き物ですが、シンガプーラの場合、熱帯のシンガポールの生まれですから、とりわけ冬になるととても寒さに弱いです。室内の空調が整っていて暖かい状態であれば、特に問題ありませんができるだけ暖房を用意してあげましょう。
シンガプーラは飼育できる?注意点を紹介
シンガプーラは飼育できる?注意点を紹介します。Youtubeなどの動画を見れば食事や行動など家での手入れなど紹介されています。気軽に飼育を始められそうか見てみましょう。
価格相場
シンガプーラの場合、ペットショップで購入、保健所から譲り受け、もしくは動物園からの譲り受けがメインとなります。販売されている者を購入する場合は10万円~20万円が相場となっています。大切なのは飼い主が好きに慣れそうかどうかがポイント。心配なのは多頭飼いであまり向いていません。まったく関係がうまくいかないと失敗しやすいです。
遊びに付き合ってあげられる人
上記でも挙げましたが、家で遊びに付き合ってあげられる人に限定されます。海外旅行等に行ってしまう方には向いていません。理由は甘えん坊だから。散歩などで一緒にいる時間を積極的に作ってあげられる人がベストです。人とのコミュニケーションは大好きなので必ず毎日、5分や10分は時間を作ってください。おもちゃなどもあげましょう。生後は特に対応が多く少し大変。
必要な飼育道具
必要な飼育道具は他の猫と全く同じになります。空調設備、ペットフード、ケージ、キャリーバッグ、さらにはトイレやベッドなどもあれば完璧です。以下の記事でも紹介していますので購入の場合は参考にしてみてください。
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