シジュウカラはどんな鳥?特徴、生態、生息地について解説 日本の野鳥

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シジュウカラはどんな鳥?特徴、生態、生息地について解説します。シジュウカラは日本を中心に生息しており、東アジアなどで広く分布しています。多数の亜種が存在しますのでこれらもすべて合わせて紹介をしていきます。

シジュウカラとは? 基本ステータスについて

シジュウカラはシジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥類。全長はわずか14-20㎝で体重は11-20g。学名はParus minorで和名は四十雀。

Japanese(和名)シジュウカラ
English(英名)Japanese tit
Eastern Great Tit
Oriental Tit
scientific name(学名)Parus minor
classification(分類)Ave、 Passeriformes、Paridae、Parus
鳥綱、スズメ目、シジュウカラ科、シジュウカラ属
IUCN Status(保全状況)LEAST CONCERN
Length(全長)14cm
Weight(体重)20g

分類について

シジュウカラは以下のような亜種が存在します。以下はWikipediaからの引用です。

  • Parus minor minor Temminck & Schlegel, 1848 シジュウカラ
  • Parus minor amamiensis Kleinschmidt, 1848 アマミシジュウカラ
  • Parus minor commixtus Swinhoe, 1868
  • Parus minor dageletensis Kuroda & Mori, 1920
  • Parus minor nigriloris Hellmayr, 1900 イシガキシジュウカラ
  • Parus minor nubicolus Meyer de Schauensee, 1946
  • Parus minor okinawae Hartert, 1905 オキナワシジュウカラ
  • Parus minor tibetanus Hartert, 1905

生息地について

シジュウカラは日本を筆頭に中国、朝鮮半島、ロシアの南部、さらには東南アジアにも活動しています。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

シジュウカラは平地から山地の林にすみますが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥で人間が良く目にすることが多いです。羽毛は、上面は青味がかった灰色や黒褐色、下面は淡褐色。頭頂は黒い羽毛で覆われ、頬および後頸には白い斑紋があります。模様が多くオスは喉から下尾筒にかけての黒い縦線があるため、メスと見分けがつきます。留鳥でたくさん群れる習性があります。

生態はどんな感じなのか?

シジュウカラの餌は雑食で、果実、種子、昆虫やクモを食べて生活をしています。中でもコケ食べることがあります。巣は穴の細い内側の場所などに作ります。繁殖形態は卵生。4-7月におよそ7-10個の卵を産みます。抱卵期間は2週間程度あります。ヒナはその後孵化します。シジュウカラの寿命は1年から3年程度。

天敵はいるのか?

シジュウカラはヘビが最大の天敵に当たります。天敵が迫ると彼らは特別な鳴き声を発し、仲間に警戒を促します。 音声はとても特殊で鳴き声は巣箱からでもさえずりが聞こえます。

シジュウカラは絶滅危惧種なのか?

シジュウカラは全体で見れば絶滅危惧種ではありません。

シジュウカラはペットとして飼育可能?

野生のシジュウカラは飼育は難しいでしょう。人間に懐くわけではありません。また日本の法律では野鳥の飼育は禁止されています。漫画、ドラマや画像などでもこの鳥は見られます。図鑑でも写真が多数ありますので見てみましょう。

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