マガモはどんな鳥?特徴、生態、生息地について 日本の野鳥

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マガモはどんな鳥?特徴、生態、生息地について解説します。くちばし全体が淡い黄色でこれが最大の特徴となっています。マガモを家禽として改良したものがアヒルなので、以下の記事も同時に参考にしてみてください、とても似ていることが良くわかります。

マガモとは? 基本ステータスについて

マガモはカモ目カモ科に分類される鳥類。英語はmallard、学名はAnas platyrhynchos、漢字は真鴨。情報を一覧で紹介します。体長50-65cm。翼開長75-100cm。オスもメスもアヒルにそっくりです。

Japanese(和名)マガモ
English(英名)Mallard
scientific name(学名)Anas platyrhynchos
classification(分類)Ave、 Anseriformes、Anatidae、Anas
鳥綱、カモ目、カモ科、マガモ属
IUCN Status(保全状況)LEAST CONCERN
Length(全長)50-65cm
Weight(体重)1kg

分類について

マガモとアヒルは遺伝的には同じ種。マガモを家禽として改良したものがアヒルです。マガモには以下の亜種が存在します。

  • Anas platyrhynchos platyrhynchos マガモ
  • Anas platyrhynchos conboschus グリーンランドマガモ
  • Anas platyrhynchos maculosa マダラマガモ
  • Anas platyrhynchos diazi メキシコマガモ
  • Anas platyrhynchos diazi フロリダマガモ
  • Anas platyrhynchos wyvilliana ハワイマガモ
  • Anas platyrhynchos laysanensis レイサンマガモ

生息地について

マガモは北半球に生息しており、冷帯から温帯の地域にかけてかなり広く生息しています。日本では全国の本州で見られます。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

マガモは白い模様でくちばし全体が淡い黄色。多くは冬鳥として日本の湖沼、河川、海岸に冬鳥、渡り鳥として渡来します。北方で繁殖するものはとくに越冬をする傾向にあります。マガモは主に群れを形成する動物で、多数の集団で生活をします。水面を泳ぐのは上手で水中に首を突っ込んだり逆立ちしたりできます。

生態はどんな感じなのか?

マガモは食性は植物食。葉や茎、植物の種子を食べます。繁殖形態は卵生。つがいをつくり繁殖期は4-8月。浅い皿状の巣を作り、1~13個の卵を産むことができます。抱卵期間は1か月あります。寿命は5-10年程度と言われています。

天敵はいるのか?

マガモはカラスなどが天敵に当たります。

マガモは絶滅危惧種なのか?

マガモは全体で見れば絶滅危惧種ではありません。しかし日本では栃木県で準絶滅危惧種に指定されており、地域で見ると個体数が減少していることが分かっています。

マガモはペットとして飼育可能?

野生のマガモは飼育は難しいでしょう。人間に懐くわけではありません。また日本の法律では野鳥の飼育は禁止されています。図鑑でもカルガモなどとともに写真や画像で撮影されており、ネットのページでもよく掲載されています。

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