ムクドリはどんな鳥?特徴、生態、生息地について 害獣対策されている?

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ムクドリは大きな声が特徴で被害があり駆除もされます。どんな鳥?特徴、生態、生息地について解説します。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があり、とても特徴的な鳥となります。この鳥は日本はもちろんですが、朝鮮半島、中国などでも見ることができますので、これらの地域では多数を観察することが可能です。

ムクドリとは? 基本ステータスについて

ムクドリはスズメ目ムクドリ科の鳥類。学名はSturnus cineraceus、漢字は椋鳥、白頭翁。情報の一覧は以下の通り。

Japanese(和名)ムクドリ
English(英名)White-cheeked Starling
scientific name(学名)Sturnus cineraceus
classification(分類)Ave、 Passeriformes、Sturnidae、Sturnus
鳥綱、スズメ目、ムクドリ科、フクロウオウム属
IUCN Status(保全状況)LEAST CONCERN
Length(全長)24cm
Weight(体重)0.5kg

生息地について

ムクドリは日本、朝鮮半島、中国などに生息をしています。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

ムクドリは全身は黒味のある褐色、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があることが最大の特徴になります。日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で冬には南部に移動する傾向が見られます。農耕地や湿地、草原などでこの鳥を見ることができます。

生態はどんな感じなのか?

ムクドリは雑食性で、植物の種子や果物、さらには昆虫を食べて生活をしています。繁殖期は春から夏で家の軒先などの穴に巣を作ることが多いです。ヒナが巣立つと親子ともに集まって群れを形成して生活をします。寿命は10年から20年となります。

天敵はいるのか?

オオタカやクマタカ、フクロウが天敵に当たります。

ムクドリは絶滅危惧種なのか?

ムクドリは絶滅危惧種ではありません、むしろ繁殖のし過ぎで鳴き声による騒音や糞害などがしばしば問題になっています。日本では1994年から狩猟鳥に指定されている状態です。時期により大群で鳴き声が聞こえるので撃退するなど対策を練っている自治体もあります。

ムクドリはペットとして飼育可能?

ムクドリは飼育は難しいでしょう。日本ではもともと農作物に害を及ぼす虫を食べる益鳥でしたが、害獣にもなることが多く近所に迷惑をかけることも多いからです。農家であれば、おすすめかもしれません。

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